【レビュー】中華イヤホンQT2 ZS6を超えた??

新作中華イヤホン ZS10・QT2

最近話題な新らしい中華イヤホンといえばZS10・QT2の二機種

特にZS10は格安中華イヤホンとしてはおそらく初となるネットワーク搭載イヤホンとして中華イヤホン好きから期待が寄せられていました。

が、着弾報告等を見る限りでは不良品が多いようでいわゆる中華ガチャ状態だとか(笑)
音質に関してもZS6のほうが上だという意見も多いように感じます。

そこで、今回はダークホース狙いでQT2を購入してみましたのでレビューしてみたいと思います。

QT2


カタログスペック

インピーダンス:15Ω
音圧感度:105dB
応答周波数:7Hz-40000Hz
ケーブル:あり/無し
カラー:ブラック/グレー
プラグ :2pin

中高音域用にバランスド・アーマチュア・ドライバー1基、超低音域用にダイナミック・ドライバー2基の合計広帯域ハイレゾ再生を実現する3ユニットの構成で、臨場感 溢れる音場を再現します。さらに、ダイナミック型による深く沈み込む低音と、バランスド・アーマチュア・ドライバーによる見通しの良いクリアな高域を特徴として繊細で明確な高域、穏やかで甘い歌声、弾力のある低音と全帯域に渡り高品質な音を提供すると共により高い解像度を実現します。

特筆ポイント

これまでの中華イヤホンではBAドライバーをたくさんのせてDドライバーを一つ載せるか載せないかというのが主流でした。 
今回のQT2ではこれまでと違いBA1基 DD2基といった構成となっています。

実際に使用して

音質

音質はBA1DD2からイメージしていた低音増し増し高音弱めを良い意味で裏切ってくれました。
というのも、低音は開封直後はいわゆる従来の低価格イヤホンにみられる低音モコモコマシマシな雰囲気がありましたが、数日使っているうちに良い感じに締まってきて適度な量感と締まりになりました。
そして、これまでの中華イヤホンはどちらかといえば高音が刺さり気味な印象がありましたがこのQT2は刺さらないけれど足りない印象も受けません。
これは偏にBAを1基に絞った恩恵をうけたのだと思います。

これはDD型が超低音から中音をメインとしつつ高音までを担い、BA型に中音以上を任せながら高音から超高音をメインにすることで中音域を強化しながら全域をカバーするといったチューニングなのかと思います。

名機ZS6と比較すると下のようになりました。

超高音 ZS6>QT2
高音  ZS6>QT2
中音  QT2>ZS6
低音  ZS6>QT2
超低音 ZS6>QT2

ボーカルの目立ちやすさ QT2>ZS6

音場 ZS6>QT2

こう書きだすと一見QT2が全然ダメなように感じますがそうではありません。
ZS6は言ってしまえば全域で音を出しまくる数の暴力作戦なのに対し、QT2は必要最低限で全域は出しつつ中域を重視した方向性なのでキャラクターが全く異なるからです。

これは人によって好みがあるので何とも言えませんが、普段IE800というD型一基のイヤホンを使っている私的にはQT2のチューニングはとても好みです。

また音場に関してはZS6よりも狭めの印象を受けました。
雰囲気としては中型のライブハウスや室内楽用ホールくらいのひろさというのがしっくりくる表現だと思います。

装着感

装着感はZS6と比較してよくなっています。

    ←QT2     ZS6→


表側からみると案外大きさは変わりありません。


背中合わせで並べてみると本体が若干薄くなっていることがわかります。
またノズル根本の盛り上がりが少なくなっていることもあり、装着時の安定性も向上しています。

各所の角張がなくなり丸めなデザインになっている等の各所の改善から総じて安定した装着感があります。


音漏れ・ベント

QT2もZS6と同じくベントが設けられています。
音漏れの具合に関してもZS6と同じく特別大きな音を出さない限り気にする必要はないかと思います。

また、ベントを意図的に塞ぐ加工がZS6でも行われていましたが、ベントの有無による音質への影響はQT2のほうが大きいように感じました。

QT2のベントを塞いだところ、低音のモコモコ感が少し出てきました。
不可なレベルではありませんが変化は感じられる程度には変わります。

付属品について

付属品はイヤーピースとケーブルのシンプルなものになります。

まずイヤーピースですがSMLの3サイズが付属しています。
使用してみたところ、若干固めな印象を受けたので社外品に交換しています。
私的にはこれまで同様JVCのスパイラルドットが個人的に一番合うと感じます。

スパイラルドットは中華イヤホンのチューニングしきれていない部分をカバーしてくれるので中華イヤホンには総じてこのイヤーピースがおすすめできます。

ケーブルに関しては若干のゴム感はありますが粘着きやにおいはないので音質に不満が無ければ交換の必要はないです。
また、耳掛け部分にこれまでの中華イヤホンのような針金が入っているわけではなく、柔らかめのチューブがついている程度の適度なカーブなのが個人的に気に入りました。

総評

私の好みからすると、全体的にQT2のほうが好みでした。
特にボーカルが前面に出てくる聴き疲れしにくいチューニングはポイントが高いです。

また、本体の形状改善やケーブルの質が向上している点など、中華といえど市場のフィードバックをしっかり行ってくれているのは好感が持てます。

総じて中華イヤホンのダークホース的存在になれると感じました。

それでは今回はここまでです。
みなさん、ごきげんよう
良きオーディオライフを!!


                   

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